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NEロードスターに迫る!次世代燃料内燃機関論と、私たちが期待すること

NEロードスター予想 Car&ドライブ

NDロードスターもうすぐ10年、NE登場か?という声も

現行NDロードスターは、2015年5月21日に発売されました。2025年には丸10年を迎えることから、次期(NE)ロードスターの発売が近いのではないかと囁く声も聞かれます。

シニア世代に近づくこの数年来、私は、以前はまったく興味のなかったロードスターが気になってしかたないのです。

NDロードスター

近頃、『自由な時間をお洒落にゆったり暮らしたい』と思うのです。元々、車好きな私ではありますが、そんなイメージにぴったりくるのが、オープン2シータースポーツカーのロードスターなのです。

Final EditionかNEロードスターかの悩ましい問題

NDロードスターがデビュー10年を迎えることから、それに近しいタイミングでNDロードスターのFinal Editionが販売されるという噂があります。
おそらく、専用カラーローダウンくらいの手は入っているでしょう。エンジンも2,000ccで200PSにパワーアップの可能性が高そうです。レカロ、ビルシュタイン、BBS、ブレンボの4つの神器も備わっているかもしれません。
納期が1年でも欲しくなります。純粋ガソリンエンジン搭載車最後の特別仕様というのもそそります。
ただ、少し時間を置いた後により進化して登場するのであれば、と、NEロードスターを妄想すると、Final Editionに触手を伸ばすべきかは悩みどころなのです。

一方で新型のNEロードスターになると、NDロードスター発売後10年経つと考えると、大きく変わる要素があるのではないでしょうか。
ここでは、私の期待像を示したいと思います。あくまでも、予想ですのですので、真に受けないで頂きますようお願いいたします。

NEロードスターの予想エクステリア

エクステリアは基本的にはND型を踏襲しますが、大きく変わるポイントもあります。

NEロードスター予想画像
NEロードスター4

全長×全幅×全高=3,915×1,735×1,235mmの現行に対して、全長が3,965mm、全幅が1,785mmと50mmづつ拡大し、2シータースポーツカーの優れたデザインや運動性能を引き出すホイールベース・トレッド比を維持しながら、より流れるようなサイドラインとし、ワイド&ロー感を強めます。

跳ね上げ式ドア(正面)

はっきりNE型とわかるポイントは、跳ね上げ式のドアです。昨今の小さな駐車スペースでも大きな開口部が得られ、ボディのワイド化にも対応しています。オープンカーとも両立する取り付け方式がとれそうですし、屋根をオープンにした状態での乗り降りはすごく楽そうです。予測というよりも、是非ともこう設計して欲しいという希望です。
このドアは、デザイン的にはスポーツカーらしさを演出し、NEロードスターのシンボルになりそうです。軽量化実現のため、手動で開閉しますが、機構的な工夫により、そのことを重労働と感じないように設計されているでしょう。余談ですが、現行どおりドアミラーの開閉も手動となります。

NEロードスターのパワートレーン

客観的◎〇✖評価により、採用されるパワートレーン方式に迫ってみます。

方式技術的実現性採用予想備考
内燃機関(ガソリン)
内燃機関
(次世代燃料)
水素?eFuel?
燃料コストメリット不明
シリーズハイブリッド
(ロータリーEV)
MX-30で実施済み
iconic-SPで採用発表
ロータリーエンジンの復権
小型軽量化の余地あり
ハイブリッド
(ストロング)
TOYOTAとの関係で実現可能も、軽さ命のロードスターへの採用は重量増が致命的
プラグインハイブリッド
ハイブリッド
(マイルド)
燃費メリット薄い
技術的革新度0
バッテリーEVTOYOTAとの関係で実現可能も、重量増が致命的

ロードスターという車は軽さが命という思想で設計されていると思います。ですから、大きな重量増加につながるパワートレーンは採用されないと予想します。採用予想に✖が付いているのは論外ということを示します。

その点、ロータリーEVでは、小型軽量化の余地があります。ロータリーエンジンのコンパクトさに相まって、従来のFR車にあったプロペラシャフトの廃止など、エンジンやモーターのレイアウトによっても軽量化や重量配分の最適化が考えられそうです。駆動用バッテリーも、パラレル方式のストロングハイブリッドなどに比べると、小さな物で済むかもしれません。そのあたりが、iconic-SPでの成果として確認されれば、採用の可能性が見えてくるかもしれませんね。
発電に特化すると、効率のよい回転数を維持しやすく、ロータリーエンジンの特性を活かせます。ロータリーエンジンの高い回転数と軽量性を活かして、発電効率を高めることが可能だと思います。

このように、現状では、ロータリーEVが一番手であると感じます。

しかしながら、開発陣やユーザーの間では、ロードスターはそうじゃないよねという意識が根強いのではないでしょうか?
私もここには同意する部分があります。軽量化のために、ドアミラーの開閉も手動としているロードスターです。ロータリーEVを一番手とする一方で、駆動用バッテリーなんか積む筈がないという思いもあります。

つまり、開発陣は、軽さという哲学のネガとなりうるロータリーEVを搭載したNEロードスターの開発を判断しきれておらず、ユーザーはその登場を実感していないように思われます。

実際に、そのことを裏付けるような声が聞こえてくるのです。

『NDを2030年まで引っ張って、良いNEを出す』の意味

NDの開発主査の齋藤茂樹氏は『NDを2030年まで引っ張って、良いNEを出す』と述べたというのです。
その真意は、明らかに純粋ガソリン内燃機関という殻をやぶることが必要な中で、最高のNEを開発するにはまだ機が熟していないとうことではないかと思います。描いているアイデアが正解なのか?その答え合わせはもう少し待たないとできないのです。

ロードスターの哲学を1mmも損なうこと無く、環境の要請に応えていく。それはもしかしたら次世代燃料使用の内燃機関搭載のロードスターを作ることかもしれません。

内燃機関(次世代燃料)は、内燃機関でありながら、高度に環境にやさしく、インフラ面でも現状設備を利用しやすいだけでなく、スポーツカーのパワーユニットとしての官能面に優れます。魅力度ではNo.1の方式です。また、多くの部分を同一設計で、安価版の内燃機関(ガソリン)のグレードが成り立つ点も有利です。
軽量化の面でもガソリン車となんら変わらず、NDまでのロードスターで培われてきた哲学を忠実に再現するには、最良の選択となりうるのではないでしょうか。
しかし、主流となるのが水素なのかeFuelなのか、あるいはそれらの製造コストはどうなるのかという不透明な問題が残っているために、採用に踏み切るにはもう少し時間が必要ではないかと思います。

2030年だろうがNEを待ちます

2030年にNEロードスターが登場した場合、NDはなんと15年間も販売されたことになります。それは、NDが傑作であること、それを超えるNEを出すために機が熟すまでに時間を要することを意味します。

これには、NEは相当良い物が出てくるな。と、開発陣の熱量を感じます。であれば、私も待ちます!と言わざるを得ないですね。

当面の選択肢としては、NDロードスターになります。

NDロードスターも良い車ですから、他のものは選ばないと思います。

そして来たるべき時にNDのリセールが良いことを期待しますが、無理でしょうかね?

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