自分にとってのお得感グレードは何か?
ROADSTAR RF のグレード構成は、ベースモデルのS、ラグジュアリーモデルのVS、走りのモデルのRSの3つです。
各グレード車のメーカー希望価格
Sを基準として価格差を表現すると、下のようになります。
S(0)< VS(+358,600円)< RS(+512,500円)
価格的にはVSが中位モデル、RSが最上位モデルということになります。SとVSの価格差が比較的大きく、VSとRSの価格差は比較的少ないですね。
装備の違い
インテリア
Sのインテリア
黒を基調としたインテリアです。他グレードと比較して室内を見渡しても、ステッチの省略等の廉価感は感じられません。
シート地は背もたれと座面の中央部がレガーヌというバックスキン調の素材で、他の部分がファブリックです。
VSのインテリア
タンカラー(明るいベージュ)基調の内装です。センタートンネルもタンカラーとなっており、室内を明るく演出します。
シート地はレザーでも高級なナッパレザーです。背もたれと座面の中央部にはパンチングが施されています。
RSのインテリア
黒を基調としたスポーティなインテリアです。
サポート性に優れたRECAROシートが奢られています。背もたれの前面、座面の中央にアルカンターラを使用しています。サイドサポート部内側とヘッドレスト前面にナッパレザーを使用しています。
エクステリア
タイヤ&ホイール
SとVSには、共通の205/45/R17タイヤ&ホイール(切削加工/ブラックメタリック塗装)が装着されます。
RSには、205/45/R17タイヤ&ホイール(ブラックメタリック塗装)が標準装着されます。
ダンパー
RSのみビルシュタイン社製ダンパーが標準装着、SとVSには標準ダンパーが装着されています。
RS専用メーカーオプション(セット330,000円)
- フロントブレーキ:Brembo社製ベンチレーテッドディスクブレーキ&Brembo社製対抗4ピストンキャリバー(レッド塗装)
- リアブレーキ:キャリバー(レッド塗装)
- 205/45/R17 W84タイヤ&17×7JインチBBS社製鍛造アルミホイール(ブラックメタリック塗装)
装備差価格差の勘所まとめ
SとVSでは、内装の基調色と、シート素材が異なります。オーディオはSは標準オーディオで、VSがBOSEサウンドシステムです。他の装備については全て共通で、Sでもステッチの省略も見られません。SとVSの価格差358,600円をどう考えるかですね。オーディオに拘らない私としては、Sの方がお得感を感じます。
RSにはRECAROシートとビルシュタイン社製ダンパーが標準装備され、メーカオプションの330,000円を払うとBrembo社製ベンチレーテッドディスクブレーキ&対抗4ピストンキャリバーとBBS社製鍛造アルミホイールという走りを強く意識した装備が追加されます。このメーカーオプションを奢るとRSは460万円超+諸経費となりますが、走りに重きを置くかたには値ごろ感があっても不思議ではないでしょう。
私ならこうするかもです
ラグジュアリー志向でロードスターRFに乗るなら、標準ダンパーのSかVSの方が乗り心地がよくて良いのではないかと思います。
一方で、一人で峠やワインディングを走ることが多いなら、RSの一択です。RSに乗るなら、RECARO、ビルシュタイン、Brembo、BBSの4種の神器は必要だと思います。
私はと言うと、優雅に流したいラグジュアリー派ですので、RSには用はありません。試乗した限り、そもそも、SでもVSでもロードスターRFは十分に楽しい車です。
SとVSでコスパを考えると、私にはSがコスパ良いと思います。内装の基調色とシート素材の違いだけで358,600円の価格差は私には大きすぎるように思えます。この差額を有効に使ってドレスアップに回した方がよいと思います。・・・これはあくまでも、私の嗜好です。VSが好みの方ももちろんいらっしゃるでしょう。悪しからず。
内装の基調色とのコントラストでボディーカラーを決める
Sグレードを選ぶと内装基調色は黒になります。その場合、白系か赤系のボディカラーとのコントラストがよく映えるように思います。
そこで、思いつくのが、
エアログレイメタリックです。
この色、ND2発売(2024年1月のビッグマイナーチェンジ)時の新色ですが、好きな色です。単独だと、光の加減で白に見えることもありますが、白の横に並ぶと白ではないという色です。
Sグレードを選んで、ドレスアップに予算を回す
ローダウンスプリングを付けると、
こういう傾向に変りますから、スポーツカーには似合います。
ローダウンしたら、アジャスタブルスタビライザーリンクを付けると、乗り心地の悪化を抑えることができます。
ローダウン時のタイロッド角を適正値に補正し本来のステア特性と乗り味を復活させるにはスポーツタイロッドエンドも必要です。
そして
オートエクゼ リアアンダーパネル ロードスター 全車 MND2410を付けると、後ろ姿がさりげなく、かっこよくなります。マフラーは替えないので、リーズナブルでもあります。
これらの全てのドレスアップをした場合、工賃を見込んでもVSとSの差額の半分までいかないと思われます。
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