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NDロードスターのRSグレードを自信を持って選ぶために

マイカー(斜め後ろ) Car&ドライブ

選んで後悔あるあるの、ある意味クセ仕様

私のRSグレードのNDロードスターRFが納車され、早3週間になろうとしています。その中で私が感じていることはRSグレードを選んで良かったという安堵感です。

それは、RSグレードはスポーツ性の高い仕様で、乗り心地を犠牲にしているという情報を耳にしていましたが、それが私にとって大きなネガではなかったことがわかったからです。
実際に愛車となり毎日使用すると、乗り心地に関しましては常に悪いわけではないのです。RSでしかあり得ない胸のすく動きや乗り心地もあります。不正路での乗り心地云々を言うならば、「そのときはゆっくり走ればいいでしょ」と私には割り切れる問題だったのです。

RSグレードを選んだことを満足しているが故に、逆に、乗り心地や内装のお洒落さなどの優先順位が高い場合には、RSは選ぶべきではないという思いがあります。

そこで、RSグレードの特徴を決定するパーツについてご説明させていただくことにより、選ぶべき人がRSグレードを選び、そうでない人は正しく他グレードを選ぶことの助けとなればと考えています。

RSグレードは試乗チャンスが少ない

「試乗車があれば、遠くても馳せ参じたい」そうは考えてもRSグレードの試乗車が見当たらかなったのです。

そこで、どのように私がRSグレードのロードスターRFを購入することを決断したかと申しますと、それはズバリ!

えいやっ!」です。

内外装面ではRSが好みでしたが、ただそれだけの根拠で試乗すること無く決断したのです。

ですから納車まで、それと大事な人を助手席に乗せるまでが怖かったのです。

良くも悪くもRSを決定するパーツたち

RECAROシート

まずはシートですね。レカロと言えば、世界の多くのスポーツカーで採用されているシートです。RSグレードには標準装備で備わります。

私的には、憧れのレカロシートの装着された愛車を持つことは理想です。

しかしながら、「健康に良いとされる物も食べ過ぎれば害を成す」と申しますように、レカロシートにも良い面と悪い面があるのです。

レカロシートの良い面

  • 搭乗者のホールド性に優れる
  • 厳選された素材により滑らない
  • 憧れのブランドロゴが手に入る

私は、VSグレードを試乗したことがあります。VSグレードのタンカラーのナッパレザーシートも良い物でしたが、レカロシートのホールド性についてはレベルが違います。分かりやすく言うと、そのホールド性はすっぽりシートに収まると身動きできないレベルです。シート間後方の物入れからサングラスを取り出すのも一苦労します。これだけホールド性が高いが故に、両足はペダル操作に専念できます。
素材的には座面と背もたれのアルカンターラが秀逸です。まったく滑らないだけでなく、肌触りも最高です。
ヘッドレスト下部のナッパレザー部にRECAROの型押しがあり、所有欲を擽ります。

レカロシートの悪い面

  • クッション性に乏しい
  • タイトな作りである

VSやSのシートと比べると、シートのクッション性が低いのは事実です。これが、乗り心地の固さを助長している感が強いです。
ホールド性の裏返しで、サポートの張り出しが大きく、タイトな作りです。特に座面では、骨盤が広い人には長時間は耐えられない痛みが生じるかもしれません。180cm 71kgの私は、シート合わせしたかのようにピッタリでラッキーでしたが、体格というよりは、骨格が合わないと、車を早期に手放す原因になり得る。そんなシートですので、本来は試乗が必要だと考えます。

ビルシュタインショック

ビルシュタインショック(下写真の黄色い部分)もRSグレードには標準装備されます。このパーツもRSをRSとする決定的な役割を担っています。

ビルシュタインショック

ビルシュタインショックの良い面

  • 旋回やレーンチェンジの俊敏性とスタビリティ向上

旋回やレーンチェンジ時のロールを抑え車の俊敏な運動性をサポートします。また、揺り戻しの少なさにより、スタビリティの向上も感じられます。これにより、一つ一つのコーナリングやレーンチェンジでそのレベルの高さを感じることができます。私のロードスターで走ると、同じコーナーのRが大きくなったように感じます。私としては、この喜びがとても大きいです。敢えてわかりやすい表現をしますと、「不正路の乗り心地など糞くらえ」そういう場所はゆっくり走ればいいだけなんです。

ビルシュタインショックの悪い面

  • 乗り心地が固い

タイヤへの入力の多い路面においては乗り心地が固いのは事実です。ノーマルショックであっても、前後重量配分に優れ、低重心なロードスターやロードスターRFであるならば、通常は旋回性やレーンチェンジ性に不満は感じない筈です。
その中で乗り心地を求めるかたが多くいらっしゃるのはごく当然なことでしょう。そんなかたはRSを選ぶべきではないと思います。
私もVSを試乗しましたが、RSよりはソフトでした。ロードスターの前に乗っていましたCX-5と比べましても、「ほんのちょっと固いかな?」という程度でしたので、VSやSならばスポーツカーとしては、かなり乗り心地がソフトな部類かと思います。

BremboブレーキとBBSホイール

Bremboの赤いキャリパーのブレーキと、BBSホイールはRS専用のメーカーオプションです。つまり、工場装着となりますので、注文時に決断しないと装着できません(BBSホイールのみはディーラーオプションで後付け可能)。

Brembo&BBS

Brembo&BBSの良い面

  • かっこいい
  • Bremboのストッピングパワーがすごい
  • あこがれの鍛造ホイールBBS

赤いキャリパーのBremboブレーキとBBSホイールの組み合わせはRSグレードのみで可能です。これ、語るのにあまり言葉を要しないのですが、なにしろこの組み合わせかっこいいですよね。それが、RSを選ぶ原因になり得ます。私の場合も、少なからずBremboブレーキとBBSホイールを付けられることが、RS選択に繋がっています。
ただ、Bremboにつきましては、見た目だけではない実力を感じています。実は、ある高速道路のジャンクションにて、60Km制限となっているようなRのついた進入路であることに気付かずに、誤って巡航速度で進入してしまったことがあるのですが、その速度からでも安全に減速できたのは、Bremboの実力だったと思います。更に、ビーナスライン帰りの林道にて、すれ違い不能なブラインドコーナー入口でBremboであるが故に衝突を回避できた経験をしています。これらは納車されてからわずか1カ月弱での経験ですから、Bremboで良かったと心から思っています。
安全マージンを重視される場合には、Bremboの選択は合理的です。

Brembo&BBSの悪い面

  • 価格が高い
  • Bremboからのダストが半端ない

価格が高いのは事実です。私は終の車のつもりでしたから「えいやっ」と注文しましたが、仮に一台前の車であれば注文できなかったでしょう。
Bremboのダストが多いのも事実です。厳重にホイールコーティングを施す考えでないと、美観を損なうことになりそうです。

結局は

ただ、RSか?VSか?などとあまり考える必要はないのではないかと思います。

つまり、人は気心知れば、その子が一番かわいくなるものなのです。実際に、現在の私のRS感もそうして作り上げられてきた部分が無いとは言えません。

但し、考慮した方がベターな点があります。

それは、レカロシートの骨盤幅問題です。

サイドサポートと骨盤サイズが合わないと悲惨だと思います。「けつが痛い」それは「あばたもえくぼ」という状況になることを許さないのではないでしょうか?

それだけを頭に入れていただければ、予算に応じて恰好よく気持ちよく。それで良いのではと考えます。

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