私の禁煙の歴史
禁煙への葛藤期

21世紀初頭になると、厳しい禁煙政策が導入される国が増え、日本でも社会的な禁煙ブームが拡大し、喫煙者はどんどん肩身が狭くなってきていました。
それに留まらず、禁煙に繫がる動機はたくさんありました。
喫煙の健康への懸念と、タバコの度々の値上げで、いづれ経済的に禁煙せざるを得なくなるという予測と、不健康なものに高価な出費をするならば、グレードの高い車に乗っていたほうが良いのではないか?という観測と、
そのような葛藤を数年間は抱いていたでしょうか。そんな中で、私は禁煙への挑戦をはじめたのです。
一度目の挑戦
最初の挑戦は、私が45歳くらいのときです。このころは、健康面でタバコが大きな悪影響を及ぼすことはありませんでしたが、サラリーマンを辞め自営業者となったころのことでもあり、将来的な経済面を考慮すると禁煙すべきであろうと考えるようになったのです。
ところが、ニコレットを使い、意志を固めてスタートしましたが、2週間ほどで挫折してしまいました。

自営の仕事は車で外を回る仕事でしたが、コンビニで休憩すると、強い喫煙欲求とストレスに耐えきれず、つい1本のタバコに手を伸ばしてしまい、そうなると喫煙しながら運転するようになっていったのです。
二度目の挑戦
2度目は、47歳の頃でした。
当時も車の運転をする自営業を続けていました。その仕事は、生活が不規則になりがちで、長時間運転をすることが多く、睡眠不足になりやすく疲労が蓄積しやすいものでした。
そんな極限に近いコンディションに加え、喫煙が加わると、とんでもないことになることがあることを身をもって経験したのです。
睡眠不足と疲労蓄積の状態で、居眠り運転防止になるかと喫煙したのですが、これが、逆効果どころの話ではなかったのです。
タバコを吸った直後、脳の血流がみるみる滞るような感覚とともに、意識が薄らぎ失神したのです。幸いに失神直前にブレーキを踏んでいたようで、他車に衝突することもありませんでした。脱力した状態で、車が急停車したために、私は背骨を傷めてしまいましたが、負傷者が私だけであったことは、まだ運が良かったとのだと考えています。
睡眠不足と疲労と喫煙の3つが揃うと危険であることを学びましたので、これを機会に自営業は廃業するとともに2度目の禁煙をしたのです。
しかし、ここで新たに禁煙の障害となったのが、強い便秘でした。便秘がひどくなると、毎日の生活が苦痛に感じるようになり、禁煙は長くは続きませんでした。
便秘はつらいですよ。排出すべき老廃物が体内に留まるのですから、毒が身体に回ると言っても大げさではありません。
禁煙による便秘の原因
ニコチンは腸の動きを活発にする作用があります。喫煙者はニコチンの影響で腸の動きが促進されているため、便通がスムーズになりやすいようです。
しかし、禁煙するとそのニコチンが体内からなくなるため、腸の動きが鈍くなり、便秘になりやすくなります。
禁煙により便秘する原因には、ストレス、食生活の変化、運動不足も考えられるそうですが、私の場合には、喫煙すると即、腸が動くことを把握していましたから、明らかにニコチンの作用を失った結果だったのです。
三度目の挑戦
時は流れ、54歳くらいの頃、ひょんなことから3度目の挑戦が始まり、そして禁煙を成功することができました。

とにかく、タバコは高価ですから、経済的に禁煙した方がベターだと知りながら、意思薄弱な状態を続けていました。
しかし、今日辞める、明日辞めるというような勇気はなかったのですが、将来、禁煙方向に進む可能性が高まる選択をする機会があったならそうしよう。という意識を持っていたのです。そんな中での選択機会が二つありました。それは、

- タスポ(自動販売機でタバコを買う際に必要なカード?)を入手しない
- icos(電子タバコ器具)のユーザー登録をせず、保証を受けられないようにする
そもそも、自動販売機で買えたら、辞められるわけないですよ。正直、タスポを持たないという選択は秀逸だったと思い出します。
icosのユーザー登録をすると、器具が壊れても、結構な期間中、交換してもらえるようでしたので、もし早目に壊れたら、腹を決めようと決断していました。
結果的には、タスポを持っていないことが禁煙の成功に繋がりました。タスポが無いがために、近所のコンビニでタバコを買っていましたが、毎回買いに行くのが面倒に感じるようになってきたのです。買いに行っても1箱しか買わないように決めていたのも大きく、時間帯によっては面倒さが喫煙欲求を超えることもあったのです。
そんな中のある日、コンビニに行って、手ぶらでレジ前に立つと、見慣れた店員さんが、黙って私の買う銘柄を一箱出すようになったのです。二日開けずの来店が繰り返されるのですからね。そうなっても自然です。・・・これって、私は”タバコの人”とでもいうようなあだ名にされて、噂話の一つくらいにはなっているんじゃないか?と思うと、自分の意思の弱さに腹が立ち、面倒くささも相まって、二度とタバコを買いに行くことはなくなったのです。

今はコンビニの店員さんに感謝していますが、意識に忠実に布石を打っていたことが、禁煙に繫がったとのだと思います。
その後の禁煙の中で、激しい便秘が一月ほど続きましたが、3度目の禁煙開始に先立ち定期的な運動をするようにしていたことや、適切な水分摂取を心掛けることにより、腸の働きを取り戻すことができました。
まとめ
漫然と、禁煙する、禁煙しないと考えても、禁煙は成功するわけがないと思います。今からやめるとか、明日からやめるとかいうことは、私には不可能でした。禁煙のゆくえを左右するような選択に迫られたときに、将来的に禁煙につながる可能性のある選択ができるかどうかが鍵なのではないでしょうか?
昨今では、健康志向からタバコの自動販売機自体が減り、コンビニやスーパーでの販売が主流のようです。
そこでは、運転免許証参照による顔認証技術やスマートフォンを利用した年齢確認の導入が進んでいるようですので、運転免許証は車のトランクに入れておいて持ち歩かないとか、ひとまずスマホアプリを無効化し、あえて有効化しないと購入できない等の対策は有効かもしれません。
また、年齢チェックを受けないかたは、コンビニに行かないようにする(コンビニは全てが高いですから節約できますよ)とか、スーパーでは、たいていタバコを扱うのはサービスカウンターですからその付近に行かないとか、人それぞれの工夫はあるだろうと思いますね。
辞めたいのであれば、その方向にならざるを得ない布石を・・・これが肝心かと思います。
それと、・・・これはナ・イ・シ・ョ♪の話なんですが、
大きな買い物をしたいとき、例えば車とか、禁煙で頑張っているところを見せると、スポンサーはその買い物はダメと言いにくいと思いますよ。
ただし、それで禁煙失敗すると離婚危機かもですけどね。
そのあたりは自己責任でお願いします。
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