加齢臭の原因
体内のpHバランスが酸性に傾いている
加齢とともに、体内のpHバランスが酸性に傾くと、加齢臭の原因となる老廃物(過剰な皮脂やアンモニアなど)が増加し、ニオイの原因となる揮発性脂肪酸が発生するようになります。
そこで、酸性に傾いた体内pHバランスをアルカリ性に保つことができるアルカリ性食品を摂取すると、加齢臭対策としての効果が期待できます。
抗酸化力不足
また増加して過剰となった皮脂が酸化して生成されるノネナールは、加齢臭の主原因物質とされる強いニオイを持つ物質です。
加齢とともに抗酸化力も弱まってきますので、シニアの年齢層になるとノネナールが生成されやすい環境が整ってしまいます。
そこで、食物からの抗酸化物質の摂取により抗酸化力を補うことにより、ノネナールの生成が抑制されることが期待できます。
腸内環境の乱れ
腸内環境が崩れ、悪玉菌が増えると、タンパク質を腐敗させてアンモニアを生成するなど、体臭の原因となる物質を産生します。
アンモニアは、主に肝臓で分解されます。しかし、加齢やストレス、運動不足などの影響で肝臓の機能が低下すると、アンモニアが腸内から血流に吸収され、皮膚から放出されて加齢臭の原因となります。
腸内環境が整うと、善玉菌が増え、悪玉菌が減るため、アンモニアの生成を減らす働きがあります。その結果、アンモニアが血流に吸収されるのを抑制し、加齢臭を予防・改善することができます。
生活習慣
また、日々の生活習慣の見直しやスキンケアにより皮脂の分泌量を抑えたり、過剰な皮脂を洗い流したりすることもある程度は可能です。
上記の3つの食事での対応との併用により、それらの効果を補完して大きな効果を生むことが期待できます。
加齢臭対策
食品による対応
これまで、述べたように、次の3点が食品による加齢臭の対策として有効です。
- アルカリ性食品の摂取
- 抗酸化物質の摂取
- 腸内環境を整える食材の摂取
これらにつき、該当する食材の例をご紹介をします。
| 機能性 | 属性 | 食品名(例) |
|---|---|---|
| アルカリ性食品 | 緑黄色野菜 | ほうれん草小松菜、ブロッコリー、アボカド、パプリカなど |
| きのこ類 | しめじ、エノキ、舞茸、椎茸、きくらげなど | |
| 海藻類 | わカメ、昆布、ひじき、海苔など | |
| 豆類 | 大豆、小豆、ひよこ豆、レンズ豆など | |
| 果物 | バナナ、イチジク、メロン、柿、スイカ、キウイ、レモン、グレープフルーツなど | |
| その他 | 梅干し、玄米、納豆、ヨーグルトなど | |
| 抗酸化物質含有食品 | ビタミンC | ブロッコリー、ピーマン、キウイ、いちご、柑橘類など |
| ビタミンE | アーモンド、アボカド、ナッツ類、緑黄色野菜など | |
| ポリフェノール | 緑茶、紅茶、ココア、赤ワイン、ブルーベリーなど | |
| カロテノイド | トマト、ニンジン、かぼちゃ、さつまいもなど | |
| アスタキサンチン | サケ、エビ、イクラ、ヘマトコッカス藻など | |
| 腸内環境を整える食品 (善玉菌増) | 発酵食品 | ヨーグルト、納豆、ぬか漬け、キムチ、味噌、チーズなど |
| 食物繊維 | ごぼう、きのこ類、海藻類、豆類、玄米、オートミールなど | |
| オリゴ糖 | バナナ、玉ねぎ、アスパラガス、こんにゃくなど | |
| 腸内環境を整える食品 (悪玉菌減) | ポリフェノール | 緑茶、紅茶、ココア、赤ワイン、ブルーベリーなど |
| ビタミンC | ブロッコリー、ピーマン、キウイ、いちご、柑橘類など |
加齢臭を抑える日常生活習慣
加齢臭を抑えるために、食材での対応と併用して適切な日常習慣をお持ちになられると、更に大き効果を得ることを期待できます。
以下、お勧めしたい日常習慣について説明します。
| 日常習慣 | 説明 |
|---|---|
| 運動 | 適度な運動は、汗をかいて皮脂を排出するだけでなく、ストレス解消にも効果があります。 |
| 睡眠 | 眠不足はホルモンバランスを乱し、皮脂の分泌を増加させる原因となります。質の高い睡眠を十分にとるようにしましょう。 |
| ストレス | ストレスは、皮脂の分泌を増やすホルモンの分泌を促進します。ストレスを溜めないように、リラックスできる時間を作るようにしましょう。 |
| 水分補給 | 水分を十分に摂取することで、体内の老廃物を排出し、皮脂の酸化を防ぎます。 |
| 体を清潔に保つ | 毎日、石鹸を使って体を洗いましょう。特に、皮脂が分泌しやすい脇の下、首筋、背中は念入りに洗いましょう。 |
| デオドラント | 制汗剤やデオドラントを使って、汗や皮脂の臭いを抑えましょう。 |
| 香料 | 香水や整髪料などの香料は、加齢臭と混ざって不快な臭いになることがあります。控えめに使用しましょう。 |
| スキンケア | 皮脂の分泌を抑える化粧水や乳液を使用しましょう。 |
食事と日常習慣の両面での対応を
上記の加齢臭の抑制が期待できる食品表と加齢臭を抑える日常習慣表を参考にされまして無理なくできることから実施されると良いのではないでしょうか?
加齢臭の問題と老化抑止の問題は密接に関わっています。加齢臭の抑制に効果が期待されるとされる食材の多くは、老化抑止にもプラスになるものです(但し、食べ過ぎは除きます)。日常習慣の面に関しましても同じことが言えるようです。
食事面と日常習慣面の両面の実施により、大きな効果が期待できます。加齢臭の抑制とともに、健康な生活を獲得されたらいかがでしょうか?
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